CAGE GALLERY

  • White Rose

    White Rose
    Goshi Uhira

    CAGE GALLERY は、宇平剛史による「White Rose」を開催します。

    デザイナーの活動と並行し現代美術家として作品を発表する宇平は、紙やインクというマテリアルを出発点に、肌などの身体や物質そのものへ主題を拡張し、普遍的でありながら独自の身体性を探究し続けています。

    《White Rose》は、印画紙をベースに写真印刷と油彩を施す宇平の代表的な作品の一つです。単なる平面のイメージではなく、時間と物質が多層的に織り込まれることでつくられる本作の物性は、印刷と油彩の繊細な交わりにより、事物と空間が相互に浸透し合う、独自の質感を生み出しています。

    本展では、CAGE GALLERYのウィンドウスケールに合わせて、《White Rose》のサイズおよび制作プロセスを発展させた大型の新作を発表します。モチーフである白い薔薇は、宇平が衝撃を受けた第2次世界大戦中の抵抗運動「白薔薇」の反戦を呼びかける印刷物(ビラ)に由来します。パブリックに開かれたウィンドウギャラリーにインストールされた「白い薔薇」は、単なるモチーフを超えて、時間と場所を超えた新たな記憶を生む装置になるでしょう。

    宇平剛史の「White Rose」を、是非この機会にご覧ください。




    Exhibition
    White Rose
    宇平剛史
    会期: 2026年2月21日(土) – 3月29日(日)
    点灯時間: 11:00 – 20:00
    会場: CAGE GALLERY
    ハンドアウト:ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内




    宇平剛史 (うひら・ごうし)
    現代美術家・デザイナー。東京を拠点に活動。1988年福岡県福岡市生まれ。東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科修了。人の皮膚がもつ無数の肌理を高精細のグレースケール写真で提示する連作《Skin》をはじめ、モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な作品を国内外で発表している。2023年にN&A Art SITEで個展「事物の生」、2021年に横浜市民ギャラリーで個展「Unknown Skin」を開催。2020年に3331 Art Fair (3331 Arts Chiyoda) に参加し、小池一子賞を受賞。2022年には自身のアートワークとデザインワークを収めた初の作品集『Cosmos of Silence』(ORDINARY BOOKS) を出版。
     
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