ま違いさがし
このたびCAGE GALLERYは、12月7日(木)から平山昌尚による「ま違いさがし」を開催致します。
平山昌尚は、1976年神戸生まれのアーティスト。ドローイングやパフォーマンス、アーティストブックの制作など、多岐にわたる活動を行っています。その仕事は複数のメディアを横断しながら、私たちの生活のそこかしこに美術のコンテクストを潜ませる、一連のゲームと捉えることができます。実際、平山の作品は、日々のささいな習慣や見過ごされてしまう出来事から出発しているように見えます。日常に潜むクリシェを拾い上げ、ドローイングをはじめとした作品へ置き換える平山のアプローチは、その遊戯的な印象とは裏腹に、日常に対する作家の批評的まなざしを示唆していると言えるでしょう。
本展「ま違いさがし」は、それ自体が見過ごしの対象となるウィンドウ・ギャラリーの性質と、違いを見過ごすゲーム性が同居します。
繰り返す私たちの日常に対し、かろやかなアイキャッチとして掲示される平山昌尚の本展を、是非この機会にご覧ください。
展示概要
平山昌尚「ま違いさがし」
会期: 2017年12月7日(木) – 2018年1月28日(日)
点灯時間: 11:00 – 20:00
会場: CAGE GALLERY
平山昌尚
1976年神戸生まれ
主な個展
「Book Show」(Nieves、チューリヒ、2017 / ユトレヒト、東京、2017)
「絵」(Botao Gallery、名古屋、2017)
「Game」(TALION GALLERY、東京、2016)
「Art Show」(NADiff a/p/a/r/t、東京、2015)
「Solo Show」(CLEAR EDITION & GALLERY、東京、2013)
「Ghost」(Aperto / Co-produced with FRAC Languedoc-Roussillon、モンペリエ2013)
「Book and Work 2」(Printed Matter、ニューヨーク、2012)
主なグループ展
「#12 Post-Formalist Painting」(statements、東京、2017)
「恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」(ワタリウム美術館、東京、2017)
「Sylvanian Families Biennale 2017」(XYZ collective、東京、2017)
「よい子わるい子ふつうの子(あるいはヤンキー、モンキー、ドンキー?)」(TALION GALLERY、東京、2016)
「立体会議2015(哀愁のセレナーデ心を立体にする)」(アートラボはしもと、神奈川、2015)
「パープルーム大学物語」(アラタニウラノ、東京、2015)
「板と紙とケータイ電話」(MA2 Gallery、東京、2013)
「The Big Bang」オープニングパフォーマンス(Watermill Center、ニューヨーク、2012)